shunt

先週金曜日に内シャントの手術を形成外科に依頼し、前立ちとして入った。剥離はクーパーで行い、バイポーラーによる凝固切断による展開が多かった。静脈内腔のヘパ生によるフラッシュもフォガティによる通過確認もしなかった。吻合は端側吻合で動脈壁を開窓するということが目新かった。また、中枢側から吻合を始め、底となる吻合部を血管外から運針していくことも特記に値する。両端針を切らずにそれぞれ、底と蓋で吻合し、末梢側端にて結糸する形となった。術後経過は順調で前腕血管域に広範にシャント音を聴取できる。
見事と言わざるを得ない。今後も入らせてもらって自分でも同じことができるようにするしかないが、拡大鏡の導入も必要であろうか。