10.2.2005.

朝からシャントの手術だったが、トウソク皮静脈に古い血栓がつまり、かなりの部分が器質化していて、これを同定した時点では絶望的な気分になった。かといって代替となる血管も無く、作成に非常に難渋した。なんとかシャント血流を得られるようになり、閉創したのは開始より2時間30分経過した後のことであった。
引き続いて巨大腎結石のESWLなどあり、昼飯を食べるまもなく、午後の外来に突入する。まあ、売店のドーナツ一個食ったけど。
昨日の汎血球減少の症例は重症感染による白血球減少が主体であり、再生不良性貧血などの悪性血液疾患は否定的とのことであった。このPt.はコンプライアンスが悪く、重篤なcompromised hostとのムンテラをしているにもかかわらず、タクシーで無断で外出したりしている。まあ、夫人にムンテラしてDNRの了解は得たのでもう自己責任に任せるしかないが。