妖怪人間ベム

土曜日の夜21時半からやっているドラマ。
録画しておいて見ているのだが、これがなかなか面白い。
人間になりたがる3匹の妖怪が、その手がかりを探しながら悪事を働く人間に制裁を加える。そういうドラマなのだが、一番のお涙頂戴の場面、および水戸黄門の印籠の場面で、妖怪たちが本来の姿を露見してしまう。これがかなり気持ちの悪い姿なので、なんというか視聴者にあるギャップを与えている。そのギャップはこの作品のテーマである、人が如何に見た目に捉われるかということに繋がるので、テーマを忠実に伝えているともいえるのだが、、、
マルモの掟、に出ていたという名子役の男の子によるベロの演技もあり、かなり泣ける場面で、感情が高まりベムは変身、ギシャーという感じの咆哮を上げるこのインパクトは、ちょっと他のドラマでは味わえない感覚ではないだろうか。