DQ123

Wiiで発売されたファミコンSFC版のDQ123.

早速購入して遊んでいる。
私は、学童期、ファミコンは買ってもらえなかった。学生の本分である勉学の時間を確保するため、という親の配慮であったろう。
しかし結果として子供の私は同級生たちの家に上がりこみ、家族の団欒が始まる時間にもかまわずに、お邪魔し続けてファミコンで遊んだ。そこの家の友達が遊んでいる間は見ているだけで、その子供が晩御飯を食べる段になってようやく自分が遊べる順番が来るからである。
そうして私のはじめてのドラクエ1は、影の騎士などに殺されてはお金が無くなる、というところまでしかいつも遊べず、復活の呪文を聞く前に家に連れ戻される、という毎日であった。それから中学校受験生活に入ったため、ゲームは主にゲームブックで堪能した。中学校に入ってからはPCでウィザードリーやマイトアンドマジックにはまった。
だから、私はドラクエ1~5は遊んでいない。正確に言えば、ドラクエ1を途中まで何度も遊び、かなり面白いと思いながらも、物理的にそこから引き剥がされたのである。
従って、同世代の皆が通過したDQ123を遊んでみたい、という思いは昔からあった。ただ、機会が無かったのだ。
今回たまたまWiiで復刻したので早速昨日やってみて、結局今日の朝4時まで遊んでしまったが、たった1日でレベル18まで上がり、虹の橋を架けるためのアイテムがそろってしまった。
学童期、あれだけ苦労して毎日影の騎士と戦っていたのはなんだったのか。悪魔の騎士など到底倒せそうも無かったのが、ベホイミを覚えれば余裕となった。
恐らく、今夜には念願のドラクエ1、クリアとなるだろう。