サマーウォーズ鑑賞


DVDを借りて観た。まあ娯楽作品としては楽しかったが、あまりの都合のよすぎる展開に、いくらオタク向けの娯楽目的フィクション作品と言っても、守るべき節度、というものがあるんじゃないか、という気がした。

以下、感想ですがネタばれを含むので畳みます。
戦国時代から続く名家だといっても高々日本の一旧家が世界を滅ぼしうるようなサイバーテロプログラムを編み出したり、さらにその防衛がその一家の力のみで成し遂げられるなどと、あまりにリアリティというものを無視しすぎではないか。
落ちた人工衛星で温泉が湧くところなど、もう笑うしかないという感じ。

ヒロインのナツキというキャラの声は、千と千尋千尋の声のような気がした。それは良いとして、いくら自分に自信のある設定のヒロインと言っても、「涙、止めて」というようなセリフはないんじゃないかなあ、、、そういった姉属性キャラが世間に求められている、ということなのか。