芝を育てる

庭に芝を植えようと思った動機。
芝があれば雑草が生えにくくなり、草取りという労働が減る、と期待した。
さらに、寝ころんで子供と遊べるような場所ができるという期待をした。
しかし、理想的な芝を育てるには、
・水やり:冬場は週1、夏場は2日に1回の頻度
・芝刈り:夏場は月2回とか割と高頻度
・肥料やり:液肥とか
・目土入れ:凸凹を治すために必要らしい
と割と手入れが大変なようだ。さらに、病気になったりもするし、一番ショックなのが、結局雑草取りは芝のためにしてやらないとだめらしい。
まあ、これも自分の楽しみにできればやっていけるだろう。ペット、対人、すべてそうだが、芝も手間をかけてやれば、相手はその愛情に答えてすくすくと育つものらしい。


水やり、というものについて、学んだことがある。
手間をかければいいと今書いたばかりだが、水やりについては、永田農法とか、芝についても共通するのだが、毎日こまめに水をやるよりも、ぎりぎりまでやらずにおいて、一気にまとめてたくさん水をやる方が、植物は丈夫に、大きく育つようだ。
植物は根から水を吸収する。常に水があると、根が少なくても水分が足りているので、根は育たない。ところが、いつも枯れ気味にしておいて、一時にたくさんの水が来るようなサイクルにすると、根は、たまにやってくる水分をなるべく効率よく吸収するために、必死で毛細な根を伸ばし、立派な根を張るようになるようだ。このように十分張った根に、水と、窒素リン酸カリという養分を与えてやれば、植物は光のエネルギーと二酸化炭素を吸収してどんどんと大きく育つようになる。