DQ5終了

ドラクエ5終了した。
まだ最後のすごろくでゴールしてないのと、エスタークを15ターン以内で倒してないのだが、スライムベホマズンヘルバトラーを仲間にしており、ほしふるうでわ4つ、破壊の鉄球4つを手にしているのであとはレベルを上げれば自然に終わりとなる。
あとはやることがない時にたまに遊ぶくらいになるだろう。総プレイ時間は50時間。暇な時間が訪れることを楽しみに思わせてくれるという、そういう快を与えてくれるコンシューマーゲームの良品に感謝。

前回のエントリーで、ドラクエ5の名場面について書いたが、うまく表現できていないようなので再度チャレンジしてみる。

ドラクエ5では、主人公が過去の自分から必要なアイテムをだまし取らねばならないエピソードがある。
魔法で過去の世界に飛んだ青年の主人公は、少年時代の自分に会うのだが、その過去の自分であるところの少年が、これからどれほど悲惨な目に逢うかを、自分の経験したことだから知っている。そこで青年は少年に「これからどんなつらいことがあってもくじけちゃいけないよ」と励ましの言葉をかけるのだが、このゲームで主人公はしゃべれない設定なので、このとき自分が喋っている言葉は、少年時代に、自分が未来の自分と知らずに話しかけた青年の言葉を思い出す形で聞くことになる。
さらに、少年時代は、未来の自分とは知らずに花かしかけた人物に対して、何と自分が答えたかは主人公の設定で分からなかった。けれど、青年となった主人公は、過去の自分がなんと答えたのか、ここにきて初めて知る。
これは、自分自身を振り返るのと少し異なる体験だ。
自分自身が感情移入していた主人公が、長い冒険の終盤で初めて、どういうキャラクターであったのかわかる衝撃。別に衝撃というほどの変わった性格設定とか発言があるわけではないのだが、そのズレをここにきて一気に意識させられ、また、そういう主人公であればこそここまでこれたという納得が突如訪れる感動が、このエピソードにはあった。

その驚きと感動を自分は表現したかったのだが、今回は今回でいささか冗長な文章となってしまったようだ。


さて、次はファイアーエンブレムでもやるか。
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