水曜の夜は

珍しくテレビをつけたいと思う。
中身は何も無いが、笑えるのでレッドカーペット>あらびき団というお笑い物の番組を見てしまうのと、
深夜になると「墓場鬼太郎」がある。
http://jp.youtube.com/watch?v=ExU-Nv2cy-M&feature=related
子供向けの鬼太郎と違って、大人の間で人気が出ているという噂は聞いていたが、確かに面白い。
子供向けの「ゲゲゲの鬼太郎」と何が違うかと言えば、鬼太郎の立ち位置が違う。物語の主人公は人間であり、鬼太郎は第3者。むしろ敵、というか敵となる妖怪と大して変わらない立ち位置にいる。そして主人公は(しかるべき自業自得の結果として描かれるのは勧善懲悪の必然にて仕方ないが)妖怪に殺されるというような結末を迎える。確かに一般的にいえば子供向けにはできない番組だが、「笑うせえるすまん」と同様の面白みがあり、子供にこういうものを見せても一向に構わないのではないかと私は思う。
あと、鬼太郎の顔が違う。こうした不気味な鬼太郎こそが、本来子供達にも支持されるはずだと思う。「ゲゲゲの鬼太郎」は、こういうものを子供に見せたい、という親に向けて作られたマガイものである。