土地を買う

宅建設のために、土地を購入しなければならない。すでに70坪の土地を購入済みではあるが、その北側に隣接する110坪の土地。隣接地であるために、得体のしれない隣人転入を防ぐという点と、現在所有している土地の南側に3mの道路を挟んで中学校の体育館があるために日当たりを確保するには北側の土地を購入し、北寄りに住居を建設したいという目的。その2点から北側の土地の購入を考えているが、土地の所有者が、私が購入するつもりのあることを見越して、路線坪単価より2万円も高い額での販売を希望している。さすがに言い値で買うのは馬鹿らしいので、これを値切って行かなければならないのだが、土地の値段というのは、購入者の欲しい気持と販売者の売りたい気持ちの増減でいくらでも変わってしまうものである。こちらは安く買いたいのなら、どうしてもということであれば北側の土地の購入は見送って南側のすでに所有している土地のみで住居を建設するという覚悟を持って交渉に臨まないと、どっちにしてもこちらは購入するつもりであるということになれば、向こうは値切りに応じないだろう。
実際1世帯用の住居に180坪の土地は不要である。70坪で十分暮らしていけるわけであるが、どうせ建てるなら日当たりのよい住居にしたい。自分のその土地への要求度がどの程度のものなのか、整理して交渉に臨まなければならない。