フィンランド式

子供に教育は必要だ。
受験戦争という時代を生きた者としては、競争に勝つためというよりも、人生をより楽しむための知識を得てほしい、と思うからこそ、子供には勉強をしてほしい。
勉強というのは必ずしも興味があること、心が浮き立つような楽しいことばかりではない。習熟のための作業、単純な繰り返し、決まったルールの暗記、そういう作業が必要な時もある。しかし、そうして得られる知識があってこそ楽しめる世界、より自由な選択肢が得られることもある。
ピアノを上手に弾くための練習が必ずしも楽しいものではないのと同じだ。
しかし、なるべく、無理のない、自然な形で子供に教育を、という方向で努力がなされた結果、こういう形が出来上がった国もある。

http://www.projectfinland.jp/

国が違うのでどうにも真似できないこともあるが、これは良いことだと思えば可能な範囲で真似すればよい。