ホテル西長門リゾート

1980年代、高度成長期の只中に作られたホテル。
本州の西端、下関の少し北に位置し、遠浅の海岸に沈んでいく夕陽が最高に美しい。
今となっては色あせ、廃業の危機も感じさせるような場末のホテルであるが、80年代の郷愁に浸りたい人には絶好の雰囲気を漂わせているかもしれない。
20年以上前の小学生のころにここを訪れた私は、ぜひもう一度来たい、と思っていた場所だった。思い出により美化され、抱かされた期待は、やはりこれも予想の範囲内で裏切られ、それでも休日を十分に堪能できた。
食事は10月からはフグが楽しめるようだが、9月であったのでイカの活造りなどがメインとなった。イカはかなりおいしかったと思う。
今度は子供がもう少し大きくなった状態で、ふぐの季節にまた来たい。下関水族館と絡めると子供も十分楽しめるだろう。