ぶっ生き返す

昨日は黄金週間開始の土曜であったはずが、緊急手術で、一日病院だった。
昨日の症例は、30年前の子宮癌に対する放射線治療の晩期合併症としての両側尿管狭窄>左萎縮腎の上に右水腎+VUR+腎盂腎炎で、急性腎不全、さらに放射線性膀胱炎から膀胱破裂、感染尿の腹腔内への流出による汎発性腹膜炎、および敗血症性ショック。
もうだめ、、、、って感じの病態で、はっきり言って放り出して逃げたいような状態だが、右腎婁を空け、開腹洗浄ドレナージ、エンドトキシン吸着療法およびCHDFを回して、救命のため尽力した。
黄金週間、散々な出だしである。