龍神温泉

kabalah2007-02-12

土日月と3連休だったので、後半の二日は家族で遠出した。
一日目:阪和道を飛ばして和歌山マリーナシティに。入り口で渋滞に巻き込まれて、黒潮市場で海鮮バーベキューを食べるだけに終わった。
教訓として、和歌山マリーナシティに行くなら、海南から行くのではなく、和歌山で下りて42号で和歌山側から橋を渡ること。駐車場はポルトの方ではなく、まず黒潮市場の駐車場をチェックすること、などだ。
海鮮バーベキューをはじめ、黒潮市場は値段が高すぎる。観光地値段だから仕方ないのかもしれないが、ちょっと下品な値段の吹っかけ方じゃないですか、と言いたくなる。あの値段で市場などと名乗るのは詐欺に近い。
その後、阪和道で吉備まで行き、国道424号の山道をひたすらたどって、竜神温泉へ。宿は美人亭というところだったが、サービス、食事その他、まあ普通と言うか、感動すべき点は何も無かった。
ただ、さすが美人の湯と言うだけあって湯質はすばらしかった。炭酸水素ナトリウム泉だから、単にアルカリ性で皮膚の角質層が溶けているだけなのかも知れないが、浴槽に入ったときのぬるぬる感は、いままで入った温泉の中で1番と言ってもいいぬるぬる具合だった。あの湯質を味わうためだけにでも行ってよかったと思うが、次に泊まるなら、元湯の貸切露天風呂とかある宿に泊まりたいと思う。
二日目:龍神温泉を出て、国道371号から県道29号へ。田辺市を経由して白浜アドベンチャーワールドを目指した。道は山道だが快調に飛ばして1時間半ほどで白浜についた。アドベンチャーワールドは、イルカはアシカのショーや、サファリパーク、遊園地もついていて、一日遊べそうなところだった。子供も喜んでいたし、自分自身もずいぶんと楽しめた気がする。
少しはやめの14時にアドベンチャーワールドをあとにしたが、予想通りに大阪方面に向かう阪和道は海南を先頭に18kmの渋滞。下道で行くことを決意したが、42号も和歌山までそれなりの渋滞が続く。結局和歌山に着いたのが19時で、5時間もかかった。しかし、景色の悪い高速道で5時間待つのと、海岸沿いで時々炉辺のみかんなど買い食いしながら渋滞を待つのとでは、精神的負担が全然違う。下道と言う選択肢で間違って無かったとは思うのだが、その間高速道の流れ具合はどうだったのか、下道にいる以上見ることはできないのでわからない。渋滞の中移動するときはいつもこのジレンマが付きまとう。人工衛星と提携したカーナビがあれば違うのだろうか、、、
ちょうど和歌山で晩飯時になったので、元車庫前なんとかっていうラーメン屋で和歌山ラーメンを食べた。素朴な味でかなりおいしく、満足だった。
20時を超えると渋滞は解消され、そこから乗った阪和道では、大阪まで1時間弱で着くという快走ぶりだった。
疲れ果てたが、久しぶりに「早く帰らないとゲームをする時間が無くなる」というあせりに囚われず、遠出自体を楽しむことができた。
こういうリアルでの楽しみには、渋滞とか疲れとか家族との口論とか、どうしても嫌な面も付きまとうけれど、それを補って余りある楽しい時間があり、思い出もできる。ゲームでは嫌な面はあまり無いけれど、思い出に残るようなできごとはあまり無い。ライフワークであるオンラインゲームを否定するつもりは無いが、どちらの楽しみも十分に味わいながら過ごして行きたいと思う。