人を呪わば

昨日のこと。
午後からギネオペに応援でウロが呼ばれて入っていたのだが、自分には関係ないし、18時からのICを終えて、もう帰ろうと思っていた。
以前ウロの開腹オペ中に、自分の担当ではないので先に帰ると、No.2に応援が必要なこともあるのだから、当科で全麻オペ中には帰るな、と言われた。
その経験があったので、帰る前に一応オペ室に行って応援がいるのかどうかお伺いを立てた。そうすると応援が必要になるかもしれないから、帰らずに待機していてくれ、と言われた。それだけ人数がいたら十分だし、そこまで時間のかかる手術ではないのではないかと思ったが、言われたとおり、当直室で待機していた。気づくと夜の23時になっており、遅いなあと思いながら見に行ってみると、自分以外の当科医師は全員帰宅していた。
まじびっくりする。
待機しろと言っておいてそのまま帰るか。
もちろん時間外はちゃんと取らせてもらうが、何もすることなく人を長時間拘束されると言うのがどういう気持ちになるのか、果たしてわかっているのだろうか。自分が帰れないから、当然自分の部下は自分より早く帰っていいわけがないとか、そういうことだろうか。部下に任せられるだけの指導力とフォローできる能力と部下に対する信用がないから結局自分ですべて手術をやっておいて、部下を拘束だけはする、という最悪なあり方になっている。
勘弁してほしいなあ。
愚痴でした。