twist

日曜の後悔。
子どもをベッドの上で遊ばせていたら転落してしまった。
その際、咥えていた、ヤクルトの空き瓶の割れた部分で下あごの皮膚を切ってしまい、少し出血した。ずっと顔に残るような傷ではないと思うけれど、泣き叫ぶ子どもを見ながら、ベッドの端に近づくのをみていながら、うまく降りるだろうと考えて手を差し伸べなかった自分の判断をとても後悔した。
子どもはいつか、この世にはどうしようもない不可抗力のあること、自分である程度それから身を守るためにできることがあること、それでもどうしても不幸な事故も起こってしまうことなど、これから学んでいくだろう。
でも現在の彼女はまだそんなことを何も知らない。なんで突然そんな痛い思いをしたのか理解もできないし、次に生かすこともできないだろう。そんな状態の子どもに痛い思いをさせるのは学習と言う観点でもなんの期待もできない、無駄な「痛み」である。
そんな思いをさせたくはない。
彼女がそんな無駄な痛みでつらい思いをすることのないように、疲れてもいても、自分にできることはしなければ。