1-2

今日は午前中に時間があったのとたくさん書くことを思いついてしまって項目が多い。けれども、昨日の引用の続きだから、やはりここに書いてしまおうと思う。

2.人間は何のために生きているのか?(2)
ぼく:一生ただ遊んで暮らすなんて、なんだかかえってつまらないような気がするんだけど……。やっぱり、なにか目標のために努力する人生のほうが、充実しているんじゃないかな?
ペネトレ:世の中の人は、仕事をすることと対比して、「遊ぶ」って言葉をなにもしないでぶらぶらしているって意味に使うからね。でも、ぼくのいう「遊ぶ」ってことはそういう意味じゃないよ。「遊ぶ」っていうのはね、自分のしたいことをして「楽しむ」ことさ。そのときやっていることの中だけで完全に満ち足りている状態のことなんだよ。そのときやっていることの外*1にどんな目的も意味も求める必要がないような状態のことなんだ。つまり、なんのためにでもなく生きている状態だな。ただそれが楽しいから遊ぶんで、それによってなにが実現されるからでもないんだよ。
ぼく:そうだとすると、人間は、なんのためにでもなく生きるために生きているってことにならない?そんなの、ちょっとへんだな。
ペネトレ:ちっともへんじゃないさ。でも、なんのためにでもなく生きるために生きているうちは、なんのためにでもなく生きることはできないけどね。
ぼく:じゃあ、どうすればいいのさ?
ペネトレ:なんのためにでもなく生きるために生きているってことそれ自体が、なんのためにでもなく生きていることになればいいのさ。
ぼく:???→(2-7)

まあ終わりの方はなにを言っているのか良くわかりませんが。指示された(2-7)では、作為を取り除いて、「ふと」やってみる、というように行動すればいやなこともやっていける、というような主旨のことが語られます。

*1:これは「ほか」と読まず「そと」と読むはず