元気が出ないときどうしたらいいか②(2-2)

こんな天気のいい日に引用する内容ではないのかもしれませんが。
前回の続きなのであんまりあいだが空いても困ると思いまして。

2-2 元気が出ないときどうしたらいいか?(2)
ぼく:子どもでもできる、元気を出すためのやり方はないの?
ペネトレ:じゃあ、ヒントだけだよ。
まず第一に元気が出ないほんとうの理由や原因を、いちど徹底的に考えなおしてみるんだ。理由や原因をあいまいにしておいてはダメだよ。できたら書いてみるといいね。それができたら、対策としてなにかできそうなことがあるか、考えてみるんだ。それも書いてみるといいね。すべて考えつくしたと思ったら、そこで考えるのをやめる。できる対策はこれから実行していくことにして、どうしようもないことはあきらめることにする。
第二に、もうそのことは、くりかえして考えないことにする。そして、なんでもいいから、ほかのことに没頭するんだよ。別の喜びをを見いだすんだよ。つまり、いま問題になっていることと関係ない遊びをはじめるんだ。
あとは、時がたつのを待つだけさ。たいていのことは、時が解決してくれるからね。
ぼく:そんなやりかたで、役に立つかな。
ペネトレ:さあね。まあ、やってみてごらん。だいじなことは、いきなり第二のやりかたでやってもダメだってこと。必ず第一の作業をへてから第二の作業に入るってことだな。やってみて、自分なりのもっといいやりかたを考え出していけばいい。

まあそれほど目新しいことを言ってる訳ではないけど、正しいですね。問題と対策を整理して考え、対策として自分にできることとできないことの線引きができてしまうと、かえってすっきりしてあきらめもつき、できることだけきちんとやる意欲がわいてきますね。
第二のやり方は私の場合はゲーム。MMORPGという格好の逃げ場所があります。第一を飛ばしてそっちに逃げることもあるのでいかんのですが。特に配偶者とのあいだで問題あったときにこっちに逃げるのは、良くないことだと自覚してます。けれど楽だし、楽しみも見つけやすくしてあるのがゲームだから、第二のやり方に短絡する吸引力が強いですね。
何ゆえ第二に短絡してはよくないのか。それは、心理学でいうところの抑圧につながるからでしょうね。問題を少しも解決せずに、忘れてしまおうとしても、心の奥底(無意識)でくすぶりつづけ、いずれ形を変えてまた立ち現れてくる。同じような問題を抑圧し続けた最悪の場合、精神疾患にまで形を歪めてしまい、解決が難しくなってしまう、と。まあ、心理学的な解釈でなくても、ある問題にぶつかって、それを避けて通っても、解決できるようになってないと、またいずれかならず同じような種類の問題にぶつかる、というようなことかもしれません。
今回の内容はさらに(2-3)原因が分かると感情は消える?につながります。これはまた次回。