葉山宏治

私が中学生のころに、PC9801で遊んでいたゲーム「ラストハルマゲドン」ってのがある。人間が絶滅して、宇宙人が地球に進出してきてそれと戦う旧時代のモンスターたちが主人公という設定だった。奇抜な設定と、特にキャラクター同士が合体して強くなっていくシステムは画期的で、いまでもあそこまでインパクトのあるゲームはなかなかないと思っている。まあこのゲームのことを知ってる人ももうあまりいないと思うのだけど、これについてずっと掲載しているHPがこれ。
http://hccweb1.bai.ne.jp/gokuisho/
こういうノリ、好き。音楽もかなり忠実に再現されてて、古きよき時代を懐かしむことができる。
で、この音楽の作曲者が表題の葉山宏治。「超兄貴」とかにも関係してるようで、個人的にこういう硬派かつ人を馬鹿にしてるのかまじめなのか分からないようなノリがすきなために、注目してみたいと思った。
とりあえず、CDとかを探してみるかな。アーケードの「超兄貴」はやったことないのだけど、まあ「R-type」とか「グラディウス」みたいなもんだろと思ってる。マンガ版の「超兄貴」は読んだけど、最初笑えるけど、あまり深く味わえる中身はなかった。「ラストハルマゲドン」は最後の落ちでガックリきてしまうが、阻害されていた弱者たるモンスターたちが自分たちの居場所を求め、自己を実現していく過程が味わい深かったと思ってる。第2部のすさまじく退屈なMAPを自分で地図作成して自力クリアしたときはうれしかったなあ。

オンラインゲームでは、ネット上の他者と共有できる楽しみをどうしても求めてしまう。それがオンラインの意味であるだけに仕方ない。でもそうでなく、自分なりに解釈し、読書のように楽しんでいくゲームがあったらオンラインでなく、またやってみたいなあ。FFXIもほとんどやる気がなくなってきた。